「シェフ、タンドールを作る」の巻
2018年 11月 20日
音更でタンドール窯を作ってきました。
タンドールはインド特有の土製のオーブン。
ほとんどのインド料理屋にあり、
地面に埋めていたり、囲っていたりするので、
通常上部しか見えません。
底には炭を入れ、
窯全体がとても高温になり、遠赤外線効果で、
食材がパリッとジューシーに焼きあがります。
タンドールで焼いたチキン(鶏肉)が、タンドリーチキン。
ナンももちろん、このタンドールで焼いたものです。
上記の写真は、インドのデリーで、
タンドールからナンを取り出しているところ。
いや、投げているところ(笑)
タンドールの最古の例は、
古代インダス文明のハラッパーとモヘンジョ・ダロの遺跡で、
北インドからアフガニスタンにかけて使われています。
(ウィキペディア参照 )
南インド料理のお店である当店<ダール>には、
タンドールはもちろん、ナンもご用意しておりません。
さて、前置きが長くなりましたが、
このタンドールを作らせて頂けるという話を聞きつけ、
行ってきましたよ!
南インド料理では通常使いませんが、
料理人として、とっても興味ありますもん!
まずは窯の内部になる、大きな「植木鉢」の底面を切ります。
ディスクグラインダーで「ガガガガガガgggg!」と切り・削っていきます。
いや、こんな道具使うの初めてです。
空気穴の部分も、火花を散らしながら切っていきます。
まっすぐ切ったり、
丸く切ったり、削ったり、磨いたり・・・
苦戦をしますが、その分愛着がわきます。
断熱材を入れて、コンクリートで固めて、
上部には装飾を。
クミンちゃんもお手伝いしてくれましたよ~
大きなタイルは、インド・ジャイプール産のタイル。
素敵なタンドールが出来上がりました。
作った後は、タンドール・パーティ!
お店の「ガブリチキンの素」を使って、鶏肉を焼いたり、ナンを焼いたり。
いつもの「ガブリチキンの素」が3倍美味しく感じられました。
香ばしさがたまりません!
タンドールの良さを存分に味わえました。
取っ手もついて、持ち運びができるのがいいですよね。
お庭やベランダでもタンドールパーティーができますよ!
(通常のBBQと比べ、煙は少ないですが、集合住宅の方は周りへの配慮をお忘れなく!)
さて、今回、タンドール作りをさせていただいたのは、
音更「のんびり屋」の浦木さん。
タンドール作り、タンドールのみ(完成品)の販売にご興味ある方には、
浦木さんのご連絡先をお教えします。
まずは当店↓までご連絡ください。
info◎dal-curry.com
◎を@に変えてください
タンドールを作ったら、ガブリチキンの素もどうぞ!
相性、ちょ~~~抜群!
今回作ったタンドールは、お店にありますので、見てくださいね。
by dal-curry
| 2018-11-20 23:04
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